アプリ制作におけるちょっと得する小技たち
普段何気なくゲームしていると見過ごしそうな機能達。
ですが、各社色んな作り方をしています。
それぞれに良い工夫や意味を持っているので、是非ちょっと立ち止まって
目を向けてみて下さい。
・起動時にアテンションを入れる
よく見る内容ですよね?
例えば課金の有無や大容量のデータをダウンロードが必要な場合、
事前にWi-Fi使用の促しを入れておく等するとユーザーに親切です。
結構通信量を気にしているユーザーは一定数いるもので、
少しでも通信量が多いと苦言を呈される方も中にはいらっしゃいます。
それはそれでご指摘いただくのは有難い事ですが、
出来ればユーザーの状況を圧迫する前に一言断ってあげたいですね。
・タイトル画面にVer表記をする
強制アップデートを毎回かけるのであれば余り使う事は無いですが、
ユーザーがよく目にする所(タイトル画面など)にあると、
万が一強制アップデートがかけられない時でもCSからの
Ver確認、最新版への促しご案内がしやすくなるという利点があります。
・追加データの再DL機能
追加データは今やソーシャルアプリだとよく使われる手法ですね。
これはアプリの作りにもよるのでなんとも言いがたいですが、
追加データがローカルで壊れた場合、
落としなおしをする事で解決する可能性があります。
運営者側の操作でそのデータを落としなおさせると
ユーザー全員に影響が出てしまうので
ユーザー個別に落としなおしをさせるほうが良いでしょう。
ただし、大容量データの再DLとなる事が予想されますので、
例えばデータ破損を検出した際のみタイトルに出すとか、
再DL行う前に注意書きを出す(不用意なDLはさせない)などといった
対策もセットで必要かと思います。
・ユーザー個別にお知らせを出す機能
例えばお問い合わせをメールでして来るユーザーが
設定によりメールを受け取れていないなどが起きた際に
その旨を知らせる手段として使えますし、
個別補填をする際の通知にも役に立ちます。
・長い待機時間をつぶす為の機能
リソースのDLには数分~十数分と時間がかかる物が多いですよね。
良くあるのはTipsですが、例えば以前釣りゲーでは
魚の呼び方クイズや、キャラクターデザインを推しているゲームでは
設定資料集を確認できる物などもありました。
ゲームの特性に応じて用意してあげると作りこみの丁寧さを感じられます。
いかがでしょう。ゲーム自体には影響がある訳ではないですが、
アプリはすべての機能を包括して一つの作品になります。
ちょっとした心遣いや使い易さがアプリの質を上げるのにも
一役買います。
今回紹介したのはまだまだ一部なので
是非、色んなアプリを経験して、「何故こういうつくりにしているのか」と
考える癖をつける様にしましょう。