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アプリ開発の雑記帳

アプリ開発やスマホアプリを触ってる内に感じた事を備忘録がてら纏めた内容です。筆者が雑食なのでアプリ運営以外の事も多分書きます

クローズ時に返金で焦らない為に

雑記帳

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運営していたアプリをクローズするというのは
運営者にとっても心苦しい時ですが、いざクローズするという時に
あれに対応していない、これに対応していない、
でもプロジェクトは縮小しているから工数がかけられないなど
困ったことにならない為に、事前にこういう風に組んでおくと良いですよ。
といった内容を今回はまとめてみました。

 

◆前提:一般的なクローズ時のフローについて

・アプリクローズの60日前まで:ユーザーに対して終了告知
・アプリクローズの30日前まで:課金終了
・アプリクローズ当日:クローズ処理
・アプリクローズ後2カ月以上:返金対応
※会社によって、多少のずれはありますが、
大体こういったスケジュール感が多いです。
気になる方は、以下リンクから他社事例が確認できます。

一般社団法人日本資金決済業協会|前払式支払手段払戻しのお知らせ


≪クローズの時に焦らない事前準備≫
1.有償課金アイテムの価値を等価にしておく
2.有償アイテムと無償アイテムの個数をユーザーが確認できるようにしておく
3.ショップ等の課金箇所だけのメンテナンス機能を用意しておく
4.タイトル画面でユーザーに告知する機能を用意しておくメーラーもあると良)

1.有償課金アイテムの価値を等価にしておく
アプリクローズの際に資金決済法に基づき
有償アイテムの払い戻し義務が発生します。
利用規約などで返金には応じないって書いてても発生します。
※ちなみに、資金決済法の対象でない場合は、この払い戻し義務は発生しません。

その場合、残っている有償アイテムの数に応じて
払い戻し請求が行われるのですが、
有償アイテムが高額になればお得になる(個数が多くなる)
売り方をしていた場合、
ちょっとしたトラブルになる可能性があります。

例えば、1個120円のアイテムが、2400円出すと30個手に入れられると
1個当たり80円になった様に見えますよね?
しかし、クローズ時に25個アイテムが残っていた場合、
25個*120円=3,000円の払い戻しになるのか、
25個*80円=2,000円の払い戻しになるのか
揉めてしまいそうですね。そうならない様に以前のエントリでも書いた、
「有償+無償のおまけ」という形式に見せておくと、有償アイテムの価値が
どの課金額でも変わらなくなり、単純に個数で払い戻し額を算出する事が可能です。

2.有償アイテムと無償アイテムの個数をユーザーが確認できるようにしておく
払い戻し義務があるのは有償アイテムのみになります。
ただ、ユーザーからとってみれば、
例えば自分が課金アイテムを100個(内、有償50、無償50)もっていたら
100個全て払い戻し対象になる様に感じてもしょうがないかと思います。

なので、ユーザーに誤解を与えないように、有償アイテムと無償アイテムの内訳を
きちんと確認できる場所を用意しておき、クローズ後もそれを確認できるように
しておいた方が良いでしょう。
※クローズ後の確認場所はタイトル画面でダイアログを出して
 その中に情報を表示させる等で良いかと思います。

3.ショップ等の課金箇所だけのメンテナンス機能を用意しておく
クローズの際に、まず最初に課金機能をストップしますが、
課金機能を止めるための方法としてスマートなのがメンテナンス機能です。
不測の事態発生時に役立つのに加え、
課金終了に伴いメンテナンス状態にしておけば
ユーザーが遷移しようとした際にストップでき、
綺麗な見せ方をする事ができます。
その為にも、メンテナンスダイアログに表示させる文言は
自由に設定出来る様にしておきましょう。

4.タイトル画面でユーザーに告知する機能を用意しておく(メーラーもあると良)
これはアプリがクローズした後の、返金対応の時のための対応です。
アプリを起動した際にきちんとユーザーに終了告知をする事と、
返金時にスムーズに本人確認が出来るようにするのが目的です。
と言うのも、終了後、アプリ内からの動線を全て塞いでしまうと
いざ、返金請求があった際に、本人確認に非常にコストを要してしまうからです。
それだったら、クローズ後もアプリ内からのメーラー起動で、
ユーザー情報をセットでメールを送らせれば、余計な手間もかかりません。
専用テンプレート(口座情報の質問など)を用いる事が出来れば完璧です。
また、これはちょっと出来るのか不明ですが、
タイトル画面で何らかのデータ破損でアプリ内に入れないって時に
これと同じ機能を使ってお問合せ出来たら便利そうですね。

如何でしたでしょうか。もちろん、これ以外にも気を付けるべき内容は
あるとは思いますが、最初にここに書いたように作っておくと
後の大変さが段違いになりますので、良かったら参考にしてみて下さい。

 

 

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