アップデート版のリリースってどうやるの?
前回のエントリーでは、アプリ申請のポイントについて纏めました。
今回はいよいよ申請に通ったアプリをリリースする際に
気を付けないといけない点について纏めます。
ユーザーがアプリを更新する手段は大体2種類あります。
1つ目はユーザーが自動更新をONにしている場合、
2つ目はユーザーが自動更新をOFFにしている場合です。
1つ目はプラットフォーム側の機能でやってくれるので
特に気にする必要はありません。
今回は2つ目の、ユーザーが自動更新をOFFにしている場合に焦点を当てます。
ユーザーが自動更新をOFFにしているならどうやって
更新されたアプリをインストールして貰えばいいのか。
恐らく皆さん経験があるのは、アプリを立ち上げた時に
「新しいアプリがあります」と言われて
プラットフォーム側に飛ばされる事(強制更新)だと思います。
方法としてはそれで何も問題はないのですが、ここで気を付けるべきは
強制更新を行わせるタイミングです。
アプリの更新版をリリースした時にユーザーは
すぐにインストールできるようになるわけではありません。
プラットフォーム側で更新作業を行った際にも表示されますが
更新が反映されるまでは若干のタイムラグがあります。
プラットフォーム側では24時間と書かれていたりもしますが
経験上、大体30分~2時間位で反映される印象です。
ただし、時には4~5時間かかる場合もありますので、
やはり時間には余裕をもって、
可能な限り午前中にリリースするのが望ましいです。
(※24時間体制などをしいていないのであれば)
重要なのは必ずこの浸透が終わってから、
強制更新を行うようにすることです。
でないとアプリ側で更新を促される
➡浸透が終わってないのでアプリがDLできない
という無限ループに入ってしまうからです。
また、浸透は端末によって差があるので、
1台アップデートできたからといって
全員が浸透できる訳ではないので注意してください。
参考までに、複数台アップデート可能なことが確認できてから
30分~1時間位置いたら今の所、
無限ループって怖くねにならずに済んでます。
後、必ず強制更新確認用と、アップデート版確認用の端末を
用意しておきましょう。
アップデート確認用の端末で、まずはアップデート確認を行い、
問題なければ強制更新、強制更新を端末で確認という流れにしましょう。
何故なら強制更新の時点で、
例えばストア遷移先のURLが間違っているとか
ボタンが反応しないといったトラブルが起きる可能性があるからです。
纏めるとこんな流れです。
1.アプリ更新版のリリースを行う
2.浸透を待つ(30分~数時間)
3.浸透した端末でアップデートを行う
4.アップデート版のアプリが問題ないことを確認する
5.浸透が完全に行われたことを確認する
6.強制更新を行う
以上、アップデートリリース時の流れについて纏めてみました。